企業の評判や年収がわかる!設計者が転職で失敗しないOpenWorkの使い方
設計者や開発者の転職は、専門性が高いからこそ入社後に「こんなはずじゃなかった…」というギャップが生まれやすい職種です。求人票や面接だけでは、実際の残業時間や開発体制、使用しているツール環境といったリアルな職場環境をすべて把握することは難しいからです。
そこで役立つのが、社員のリアルなクチコミが集まるOpenWorkです。配属部門の雰囲気や評価制度、設計者としてのキャリアパスまで、外からは見えにくい情報を事前に知ることができます。
この記事では、設計者がOpenWorkを転職活動で活用するメリットや、効果的な使い方を具体的に解説します。転職で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
OpenWorkを活用する5つのメリット
- リアルな年収・残業時間の実態を知れる
- キャリア形成の具体的なヒントを得られる
- 職場の雰囲気や部門間の風土を把握できる
- 退職理由から潜在的なリスクを学べる
- 選考対策に直結する企業分析ができる
OpenWork(オープンワーク)とは社員クチコミを利用した転職支援サービス
OpenWork(オープンワーク)は、ギャップのない転職をするための転職支援サービスです。実際に働いた経験に基づく「社員の声」から、自分に合った企業や求人の検索、応募ができます。企業と求職者を本音でつなぎ、「入社後に聞いていたのと違う…」とならないよう、あなたの転職を支えてくれます。
Web履歴書を登録することで、求職者の経験やスキルが生かせる企業からスカウトを受けることも可能です。
OpenWorkの一般的なメリット(全転職者向け)
まずは、職種を問わず、OpenWorkを利用するメリットを見ていきます。
採用情報だけではわからない企業実態を把握できる
OpenWorkを活用すれば、採用サイトや求人票では決してわからない、「実際に働いている社員のリアルな実態」を把握することができます。
採用情報では企業の良い面が強調されがちですが、OpenWorkは社員や元社員が匿名で本音のクチコミを投稿するので、企業が公にしない現場の生の意見を知ることができます。
クチコミは、求職者が企業を多角的な視点から深く理解できるように、9つのカテゴリーに分類されています。
社員クチコミのカテゴリ
- 組織体制・企業文化:企業の組織体制、企業文化にはどのような特徴があるか。
- 入社理由と入社後ギャップ:入社を決めた理由と、入社後に感じたギャップは妥当だったか。
- 働きがい・成長:どのような点に働きがいを感じるか。どのように成長、キャリア開発ができたか。
- 女性の働きやすさ:女性がやりがいを持って働き続けやすい会社か。
- ワーク・ライフ・バランス:プライベートとのバランスを調整しやすい会社か。
- 退職検討理由:この企業からの転職を検討している、もしくは退職した理由。
- 企業分析[強み・弱み・展望]:事業状況の「強み」と「弱み」。今後の「事業展望」の予測は。
- 経営者への提言:より発展させるために経営者へ提言したいこと。
- 年収・給与:給与制度や評価制度の特徴。
結果として、企業の「表の顔」だけでなく「裏の顔」も含めて理解できるため、企業への総合的な理解度が深まり、より適切な転職判断をすることができます。
8つの評価スコアで企業風土が一目でわかる
OpenWorkでは、社員による会社評価スコアを8項目で表示しており、企業風土や文化を直感的かつ客観的に一目で把握できます。
クチコミの文章を読む手間を省き、複数の企業を定量的な数値で比較検討できるようにするためです。社員の主観的な感想だけでなく、集計した評価スコアによって、企業の強みや弱みが客観的に可視化されています。
具体的には、「待遇面の満足度」「風通しの良さ」「20代成長環境」「人材の長期育成」「人事評価の適正感」など、重要度の高い8項目のスコアをグラフや数値で確認できます。このスコアを見ることで、その企業が何を大切にしている組織なのかが簡単に理解できます。

この機能は、あなたが重視する項目で高い評価を得ている企業を効率的に絞り込むのに非常に役立ちます。競合他社や業界平均のスコアと重ねて見ることで、内定承諾の判断材料としても活用できるでしょう。
信頼性の高いクチコミで入社後のミスマッチを防げる

OpenWorkはクチコミのクオリティ維持と向上に努めているため、信頼性の高い情報を基に、入社後のミスマッチを未然に防ぐことができます。
クチコミの信頼性低いと、求職者が間違った判断をしてしまい、転職活動の失敗に繋がりかねません。OpenWorkは、クチコミの質を担保するために独自の厳しい仕組みを導入し、安心できる情報を提供しています。
具体的には、投稿されたすべてのクチコミは運営スタッフによる目視審査を受けています。また、回答者には「コピペの禁止」「500文字以上」といった具体的なルールが課せられ、さらに不適切な口コミを報告するシステムも設けられています。
このように、質と信頼性が担保された情報を参考にできるため、入社後に「聞いていた話と違う」と後悔するリスクを大幅に減らし、納得感のある転職を実現することができます。
設計者がOpenWorkを利用する5つのメリット
設計・開発職のリアルな年収水準や待遇を把握できる
OpenWorkを活用することで、求人票にはない設計・開発職のリアルな年収と残業代の実態を事前に把握できます。
設計職は企業や経験年数によって給与差が非常に大きく、残業も納期に左右されやすいため、平均値だけでは実態が分かりません。OpenWorkでは、職種別の平均年収や年収の内訳、年齢別のモデルケースが公開されているため、リアルな実態を知ることができます。
年齢別の平均年収
年齢別の平均年収のモデルケースを紹介します。
| 年齢 | 推定年収 | 推定範囲 |
|---|---|---|
| 25歳 | 450万円 | 352万円~576万円 |
| 30歳 | 542万円 | 424万円~694万円 |
| 35歳 | 670万円 | 524万円~857万円 |
| 40歳 | 756万円 | 591万円~966万円 |
| 45歳 | 769万円 | 602万円~984万円 |
5歳単位で推定年収やその幅まで記載されているため、具体的に「自分ならいくら貰えるか」把握することができます。また、入社後にキャリアを積んでいけば将来いくら稼げるかをイメージすることができます。
職種別の平均年収
職種別の平均年収を確認することで、「営業」「開発」「事務」といった職種間で、どの部門が会社から高く評価とされているかが見えてきます。
職種別の平均年収の表示例
・営業 18人 526万円(350万円~780万円)
・開発 10人 690万円(410万円~1000万円)
・事務 7人 558万円 (350万円~750万円)
上記は、実際にOpenWorkに掲載されていたものです。開発職の年収が他の職種よりも高く、その企業が開発に力を入れていることが分かります。
年収内訳
年収の内訳を「基本給」「残業代」「賞与」「その他」の4項目で確認することができます。

この割合を年齢別のモデルケースに当てはめた場合、下表のように見ることができます。
| 年齢 | 年収 | 基本給(月) | 残業代(月) | 賞与(年) | その他(年) |
|---|---|---|---|---|---|
| 30歳 | 542万円 | 28万円 | 5万円 | 119万円 | 16万円 |
| 40歳 | 756万円 | 40万円 | 8万円 | 166万円 | 23万円 |
この情報から、「賞与の比率が高く、業績連動型の傾向が強い」「30代から40代で年収が大きく伸びている」「残業代は適切に支払われている」といったことを読み解くことができます。
残業時間や働きやすさの実態を把握できる

OpenWorkでは、求人票には載っていない残業時間や有給休暇取得の実態を把握できます。
設計職は納期前にはどうしても残業や休日出勤が増える傾向があり、求人情報と実際の忙しさに大きなギャップが生じやすいです。クチコミには、繁忙期と閑散期の差や、残業代が適切に支払われているかといった働く上でのリアルな状況が書かれています。
残業時間と有給休暇消化率に関するデータ
月間の残業時間と有給休暇消化率のデータが下表のように掲載されています。残業時間が多いのか、有給休暇は取得しやすい文化なのかが一目で分かります。
月間残業時間:20.4時間
| 残業時間 | 回答人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 60~79時間 | 2人 | 1.9% |
| 40~59時間 | 8人 | 7.7% |
| 20~39時間 | 70人 | 67.3% |
| 0~19時間 | 24人 | 23.1% |
有給休暇消化率:79.1%
| 有給休暇消化率 | 回答人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 0~19% | 4人 | 3.8% |
| 20~39% | 3人 | 2.9% |
| 40~59% | 19人 | 18.3% |
| 60~79% | 21人 | 20.2% |
| 80%以上 | 57人 | 54.8% |
ワーク・ライフ・バランスに関するクチコミ
クチコミではさらに、「有給休暇は年間で最低15日以上取得のルールがある」「フレックス制度があるので子供の送り迎えがしやすい」など、ワーク・ライフ・バランスに直結する生の声が確認できます。入社後の生活をシミュレーションでき、無理のない職場選びに役立ちます。
ライフ・ワーク・バランスに関するクチコミの具体例
- 基本残業は毎日1時間半程度で、残業代はすべて貰える。
- 有給休暇は年間で最低15日以上取得しなければならないルールがある。
- 残業時間や休日出勤は年々減っている。
- 最近では、男性社員も育休を取るのが当たり前になってきている。
- フレックス制度があるので子供の送り迎えがしやすい。
- 週に2日はリモートワークができる。
設計者としてのキャリア形成を描きやすい

キャリア形成に関するクチコミから、その企業で設計者として「どんな成長ができ、将来どんな役割を担えるか」という具体的なキャリア形成を描きやすいくなります。
「この会社でどんなスキルが積めるのか」「将来スペシャリストになれるのか」が、転職先選びの重要な判断材料の一つです。OpenWorkには、社員が実際に経験したキャリアの流れや身につけられた専門スキルに関するクチコミが豊富に掲載されています。
キャリア形成に関するクチコミの具体例
- 研究、開発部署に配属されると海外のエンジニアとも触れ合う機会が貰える。
- ジェネラリストとスペシャリストがうっすら区分けされており、どちらでも課長クラスまでは現実的。
- スペシャリスト志向の場合は、余程の強みがないと部長クラスは難しい。
- 役割が細分化されているため、業務の専門性が高まるが、つぶしが効かなくなるリスクもある。
- 若手にも大きな仕事を任せてくれるため、大変だが成長できる。
- 成長やキャリア開発の機会を作ろうとしているが、形式的にやっいるだけであまり意味を感じない。
若手からチャンスを貰えるのか、スペシャリストのキャリア形成ができるのか、といった具体的な情報を得ることができます。あなたの思い描くキャリアブランが実現できる会社を選ぶのに役立つでしょう。

人によって大事なことは異なりますが、私の場合は、若手~中堅で裁量ある仕事をさせてもらえるかどうかは大事な条件でした!
設計現場の雰囲気や部門間の協力体制を確認できる
設計者にとって仕事のやりがいに直結する「現場の雰囲気」や「部門間の連携状況」といった企業風土を事前に把握できます。
「仕様書通りに作業するだけなのか」「自由にアイデアや改善案を出せるのか」は、モチベーションを大きく左右します。また、品質保証部門や生産部門など他部門との連携の円滑さも業務効率に直結する重要なポイントです。
職場環境に関するクチコミの例
- 上下関係はかなりフラット。上司へ意見が言いやすく、若手も自由にアイデアが出せる雰囲気。
- 良くも悪くも職級ごとの役割分担は希薄。
- 開発、設計部門の意見が強く、他部門の協力体制もしっかりしている。
- 意思決定するのは各部門への根回しが必要であり、社内調整に時間がかかる。
このように、ストレスなく創造性を発揮できる環境なのか、それとも社内調整にエネルギーを費やす必要があるのかを把握できます。

ただの作業や業務調整でなく、自由に設計業務をしたいですよね!
退職理由から設計者特有のリスクを学べる

設計者が会社を辞める理由には、長時間労働や評価制度への不満だけでなく、「新規開発よりコストダウンばかり」「設計者の声が現場に反映されない」といった、設計者ならではの不満が隠れているケースが多いです。
クチコミの「退職検討理由」から、同じ職種ならではの失敗例や危険信号を知ることができます。他者の経験から同じ失敗を繰り返すことなく、あなたの価値観や専門性に合った、長く活躍できる企業を冷静に判断できます。
設計者が退職を検討する具体的な理由(例)
- コストダウンの業務ばかりでモチベーションが下がる。
- 締切間近になるとワーク・ライフ・バランスはなくなる。
- 開発資源が限られ、競合他社に比べ商品力の勝負がしにくい。
- 新しい価値を生み出すことよりも、失敗しないことを重視する傾向。
- 完全にトップダウン体制で、若手の希望が通る環境ではない。
- 評価制度が年功序列のため、20代のうちは仕事ができても給与に差が出ない。

私の一度目の失敗した転職は、この「退職理由」を参考にしていたら間違いなく回避できていたことでした…。
OpenWorkを効果的に活用する3つの方法
OpenWrokの情報を最大限に活かし、転職活動を成功させるための具体的な3つの方法を解説します。
選考対策のために「企業分析」を徹底的にを行う
「企業分析」のクチコミを見ることで、その企業の強み、弱み、事業展望を知れるので、面接対策として活用することができます。
企業分析は、面接官が最も知りたい「なぜうちの会社でなければならないのか」という志望動機に説得力を持たせるために不可欠です。
企業分析から面接での活用イメージ
強みの分析
「ブランド力が高く、根強いファンが多い」→「ブランド力を支える○○技術の進化に貢献したい」と志望動機を深堀りする。
弱みの例
「開発、マーケティング、営業の横の関係が活かせていない」→「私の生産部門との連携経験を活かして、御社の弱みを克服したい」と貢献意欲を示す。
事業展望の例
「IoTやカーボンニュートラルなど次世代の商品を競合よりも先行して開発できている」→「御社の○○の分野での先見性に魅力を感じた」と熱意を伝える。
クチコミから得たリアルな情報を面接で活用すれば、「うちの会社をよく調べている」と評価され、選考通過率アップに繋がるはずです。
転職エージェントと組み合わせて「情報の穴」を埋める
本気で転職を考えているのであれば、OpenWorkと並行して転職エージェントにも相談するのが最もおすすめです。
OpenWorkのクチコミはあくまで社員の過去の体験談で、最新の情報とは異なる可能性があります。エージェントは企業から常に最新の求人情報や非公開情報、現場の採用ニーズを聞いているため、OpenWorkだけでは得られない「情報の穴」を埋めることができます。
OpenWorkに登録しておくだけでも、企業から直接スカウトが来ることもありますが、数が少なく、OpenWorkに掲載されていない求人が多いため、メインの転職活動は他の大手エージェントで行うのが賢明です。
私がおすすめする転職エージェントに関する記事もあるので、気になる方はこちらをクリックしてみてください。

適正診断ツール「OpenFinder」で自己理解を深める
OpenFinderとは、働く上での自分の特性、価値観、働き方タイプを知ることができる適正診断ツールです。
100の質問に答えることで、自分の「働き方タイプ」や「特性と価値観」を客観的に知ることができます。
働き方タイプ
「思いを退治にする職人」「バランスのとれた実務者」など、あなたの個性を9つのタイプから判定します。
(参考)私の診断結果
1. type D
思いを大事にする職人
自分の想い太考えを大切にして仕事に取り組むタイプです。周囲の意見や考えには左右されず、自身の判断を重視するようです。ときにはその態度が相手に頑なな印象を与えるかもしれませんが、慎重さと成功へのこだわりを併せ持った仕事ぶりは周囲に頼もしさを感じさせます。
2. type C
バランスのとれた実務者
周囲と協力しながら抜かりなく仕事に取り組むタイプです。誰も成し遂げたことがないとうな大きなことにチャレンジすることよりも、自分に求められていることを理解し、丁寧に進めていくことが得意なようです。その確実な仕事ぶりは周囲に安心感を与えます。
3. type H
思いやりのある共感者
思いやりの気持ちが強く、自分のことよりも周りの人たちを気にかけて仕事に取り組むタイプです。目新しいことに飛びつくのではなく、受け継がれてきた伝統や慣習を大切にします。堅実な方法で確実な成功を目指していくその仕事ぶりは周囲に真面目な印象を与えます。
性格特性と仕事のモチベーション
自分の興味関心や行動への動機づけを数値で把握し、仕事へのモチベーションの源泉を認識できます。

これらの診断結果を面接で、「私は『思いを大事にする職人』タイプです。これは、御社の○○といった企業理念と合致しており相性が良いと考えています」といったように、論理的で説得力のある自己PRに活用できます。
OpenWorkを活用する際の4つの注意点

OpenWorkは非常に有用ですが、クチコミ情報を正しく活用するためにはいくつかの注意点があります。
クチコミの信頼性・信憑性は必ず見極める
OpenWorkでは、クチコミのクオリティを向上するために様々な取り組みをしていますが、すべてのクチコミを鵜呑みにするのは危険です。特に退職者の場合は、ネガティブな感情やバイアスがかかっている可能性があります。
信憑性を見極めるために、以下の3つの視点で客観的に見る必要があります。
- 感情的・抽象的な表現(例:「とにかくひどい」「最悪」など)だけで終わっていないか。
- 具体的な数字やエピソード(例:「残業時間が月80時間を超えた」など)が含まれているか。
- 複数のクチコミで共有点があるか(ネガティブな内容でも、複数人が同じ市t系をしていたら要注意)。
投稿時期に注意する
企業の状況は、数年で大きく変化する場合があります。古いクチコミは、現在の職場環境と異なる可能性があることに注意しましょう。
特に、組織再編や経営方針が変わった場合は、それ以前のクチコミは参考にならない可能性があります。必ず最新のクチコミを優先的に確認することが大切です。
部署・職種によってクチコミに偏りがある
クチコミは、同じ企業の中でも部署や職種によって内容が偏っています。
例えば、営業職や事務職のクチコミが多い企業だと、本来知りたいはずの設計現場の環境を間違って認識してしまう可能性があります。「設計」「開発」「エンジニア」のキーワードでフィルターをかけるなど、あなたが知りたい情報に絞って確認することをお勧めします。
ベンチャーや中小企業は情報量が少ない傾向がある
大手企業の場合、数百件~数万件のクチコミ数があるため、信憑性のある情報を得やすいです。
しかし、業界にもよりますが、ベンチャーや中小企業の場合は一桁~数十件程度のクチコミ数しかない場合も多く、情報は偏ってしまうことがあります。調べたい企業が中小企業の場合は、OpenWorkをあくまでも補助的な情報源として、転職エージェントからの情報を重視しましょう。

私が最初に勤めていた会社は200人規模の会社でしたが、十数件しかクチコミがなく、かなり偏りのある情報となっていました。
OpenWorkの無料利用方法と登録ステップ
OpenWorkのクチコミを無料で利用するための最も効率的な方法を紹介します。
Web履歴書の登録と会社評価レポートの回答がおすすめ
OpenWorkのクチコミを見るためには4つの方法がありますが、「Web履歴書の登録」と「会社評価レポートの回答」の2つを組み合わせるのが最も効率的です。
- Web履歴書の登録:履歴書を登録することで、180日間無料で利用できます。
- 会社評価レポートの回答:現在または過去に在籍していた会社のクチコミを回答すつことで、さらに180日間無料で利用できます。
この2つを登録することで、約1年間無料でサービスをフル活用することができます。

私もWeb履歴書と会社レポートを回答して1年間無料で利用中です!
ただし、会社評価レポートの登録は身バレしないよう注意しましょう。基本的には匿名のため問題ないのですが、少人数しかいない部署名やエピソードを書いてしまうと個人が特定される恐れがあります。
おすすめはしませんが、下記2つの方法でもOpenWorkのクチコミを見ることができます。
- 転職サービスプログラムへの登録:OpenWork経由でdodaなどの転職サービスへ登録することで、1つのサービスにつき30日間無料で利用することができます。
- 有料プログラムに登録:月額1,980円(税込)の有料会員になることでサービスが利用可能です。
OpenWorkの登録方法(3ステップ)
「OpenWork公式サイト」にアクセスし「まずは無料登録」をクリック。基本情報(メールアドレス、パスワード、氏名、生年月日、性別、住所など)を入力し、仮登録を行います。

すぐに届く登録確認メール内のリンクをクリックし、本登録を完了させます。

登録が完了したら、無料でクチコミを見るために必要な「Web履歴書の入力」と「会社評価レポート」の回答を行ってください。ユーザー登録完了メール内の下のリンク、もしくは、公式ホームページから回答することができます。

まとめ|OpenWorkを効果的に利用して転職のミスマッチを防ごう
設計者の転職では、仕事内容や技術領域だけでなく、企業文化や成長環境も自分に合っているかが非常に重要です。
OpenWorkを活用すれば、求人票では見えない実態を知ることができ、入社後のギャップを減らす助けになります。
ただし、口コミには偏りがあるため「信憑性」を意識して複数の声を照らし合わせることが欠かせません。特に投稿時期や書き手の立場によって情報が変わるので注意しましょう。
OpenWorkを正しく使いこなすことは、設計者にとって「納得できる転職先選び」に繋がります。無料で利用できる範囲も広いため、まずは志望企業を調べるところから始めてみましょう。

